EMGとは「エレクトロ・マグネチック・ジェネレーター」の頭文字から、つけられた名前です。 |
1974年にロバート・ターナー氏(EMG,Inc.President)は自宅ガレージの後ろで、そのキャリアをスタートさせました。創めの内はアンプの修理・モディファイをしていました。1969年頃から"ピックアップ"についての構想もあったようですが、数年後まで「ビジネス」としては取り掛からなかったようです。 1976年4月に「Dirtywork Studios」という社名で営業許可を取得し1978年に社名を「Overlend」に変更しましたが、「EMGピックアップ」という名前の方が世間に広まったことを切欠に1983年に現在の「EMG, Inc.」になったのです |
Resonant Frequency (kHz) | |||
-- | 1984年頃 | 1990年頃 | 2001/6 |
81 | 2500Hz | 2250Hz | 2.25kHz(2250Hz) |
60 | 4000Hz | 3100Hz | 2.95kHz(2950Hz) |
H | 4000Hz | 4350Hz | 4.35kHz(4350Hz) |
参照:http://www.emginc.com/Specs.html 現在のデータは"EMG"のHPを御覧下さい |
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「IE」なら「I」が「9」、「E」が「5」なので1995年ということです。 機会があれば御覧になってください・・・。 |
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EMG-DM(デュアルモード)
EMGオリジナルハムバッカーのひとつで現在の「89」のルーツ
"EMG"としての極極初期の製品で、エポキシ樹脂で固めてありません。本体に大きくロゴが入っているのが特徴で、しかもこの頃の製品は「18V」仕様でした。ルカサーがEMGを使うようになった頃、赤いテレキャスター・モデルにEMGのハムバッカーを載せていましたが、これと同じスタイルのモノでした。
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初期から現代のスタイルの間にあった過渡期(?)のモデルでボディ・トップに大きく"EMG"のロゴがあるが、極初期の「エポキシ無し」のモノと違い、全体を今と同じくエポキシ樹脂で固めてあります
EMGとして極極初期のシングルピックアップ
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"EMG"としての極極初期の製品で、エポキシ樹脂で固めてありません。本体に大きくロゴが入っているのが特徴で、この製品は「9V」仕様です。
なお、モデル名「SA」または「S」は不明・・サウンドは現在のものより若干ではありますが、力強さを感じます。ただし、これについては他のマテリアルのギターにも載せ換えて報告する予定です。
極初期のEMGピックアップ [第1期(現在のスタイルになってから・・)]
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ピックアップ本体の隅に小さくEMGというロゴが入るようになった直後のスタイル。表から見ると現在と同じようなスタイルですが、裏を見ると画像の通り"エポキシ樹脂"で本体を固めていない為に簡単に本体から外す事が出来ます。コイルはエポキシで固められ、しかもその回りを薄い金属膜で覆っているという非常にデリケートな作りになっています。ピックアップを固定する「足」は現在のモノと違い、ベースプレートと同じ素材で出来ています。一般的なピックアップと同じような作りです。過渡期のモノだと思います。
初期のEMG81・58 [第2期]
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現在のスタイルになり、一応製品としての規格が落ち着いたモノ。エポキシ樹脂はキャラメル色で、非常に丁寧に本体を固めてあります。また、現在のモノとの違いは本体から直接アッセンブリーへの配線コードが出ているタイプです。周波数特性もこの頃と現在のモノは違います。
中期のEMGピックアップスタイル [第3期]
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初期の製品と同じく本体から直接コードが出ているスタイルですが、エポキシ樹脂が「キャラメル色」から「黒」に変更になりました。
現在のスタイル [第4期]
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エポキシ樹脂は中期と同じく「黒」ですが、よく見ると所々にエクボ(凹んでいる)があります。おそらくエポキシ樹脂の規格を変更したか、同じエポキシの粘度を変更したものと思います。それまでの製品に比べると『キッチリ』とつくった印象が薄れてしまったようにも感じます。(そんなことは無いのですが・・。)また、コードはコネクター式になり、簡単にモデルチェンジできるようになっています。これについても『シッカリ感』が薄くなったようにも感じます。
追記
コネクター式のはとても便利です。個人的にはコネクターを挿したときにに「カチッ」っとロックされるともっとよかったように思ってます....
EMG Silver 25th Anniversary models
EMG-25
世界限定2500個のアニバーサリーモデル、リアルナンバー入り
Magnetic Viewing Film
EMGより販売されている"Viewer Film(カタログではペーパーとなってますが・・)"で、封印されているマグネットの様子を「磁界」という形で見ることが出来ます
![]() EMG58 |
![]() EMG60 |
![]() EMG81 |
![]() EMG85 |
![]() EMG-H |
![]() EMG-HA |
![]() EMG-S |
![]() EMG-SA |
![]() Viewing Paper裏 |
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//番外編//
他のメーカーのピックアップもありますが、それでもやはりValleyArtsにEMGという組み合わせは人気がありました。
ということで、雑誌にて紹介されたValleyArts(U.S.A.)の記事を番外編ということで載せてみました....!
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